■徹底した品質管理より納品不良ゼロの実現
俗に「金型6割」とか「金型8割」という言葉がある位、成形品の善し悪しは金型で決まるといわれています。確かに金型精度は最も大切な要素なのですが、この言葉はまた金型精度以外の要素の大切さを示唆する言葉でもあります。お客様に納品するのは金型ではなく、成形品です。1個の組立・動作不良も出さずに、5000セット納入したら5000セット使い切っていただける、そんな成形品をお客様にお届けする、これが私たち上信樹脂全員の目標です。出荷前の最終全数検査をはじめすべての工程で徹底した品質管理を実施することにより、納品不良ゼロを実現します。
■経験と実績が生み出す量産成形品精度
技術の進歩に伴い、樹脂成形でもミクロン精度を求められる部品が珍しくなくなりましたが、金型の加工精度を上げるだけでは精度の高い成形品を量産することはできません。数値や図面に表れない微妙な調整を「ひとの手」で管理することにより、初めて本当によい成形品が生まれると私たちは信じています。上信樹脂では熟練した管理者の一貫した指示のもと、金型設計・製作、試作・調整、成形、検査までをすべて社内で行うことにより量産品の高精度、短納期を実現しています。また、多種小ロット部品のカンバン方式納入にも対応しております。
■たとえばこんな部品でこんな技術
- マイクロコネクタ成形で培われたピッチ管理技術
- カプラ成形で修得した真円精度(同芯精度)技術
- 光学系部品成形で修得した薄肉精度技術
- 複合ギア成形で培われた複数部品間のバラツキ偏差管理技術
上記以外にも様々な微細加工技術をご利用いただけます。
独自の厳しい品質基準と充実した検査設備によって、
お客様のニーズを的確に製品化しています。
世界に通用する品質保証は上信樹脂の最大の使命です。
●品質管理設備
例えば、高い耐食性が求められる極寒地仕様の海外向け自動車部品。出荷される製品がお客様の要望をクリアしているか、生産された製品が上信樹脂ブランドとして相応しい品質であるかどうかなど、独自に設けた厳しい自主規格と最新の検査設備で確認し、すべての製品を出荷しています。最良の製品だけをお届けするために、常に万全の管理体制を整えると共に、100%満足していただける製品づくりを心がけています。
<検査計測>
機械 | サイズ | 台数 | メーカー |
工場顕微鏡 | 1 | ニコン | |
リニアゲージ | 2 | ミツトヨ | |
マイクロメータ | 1式 | ||
ダイヤルノギス | 1式 | ||
ピンゲージ | φ0.50~φ8.50 | 1 | |
二次元測定機 | EXLON-Y | 1 | 中村製作所 |